ミラノサローネ2016

イタリアはミラノで開催されるミラノサローネに行ってきました。
今回はキッチンブランディングに関わる海外メーカーの視察と、イタリアの機材メーカーとのネゴシエーションが趣旨です。
さすが世界最高峰のキッチンメーカーがひしめき合い、異次元の展示を行なっています。
キッチンのデザインや機能性、マテリアルまで申し分ないものは当たり前であって、驚くべきは、その表現方法だ。ブース構築の世界観どころか空気(アトモスフィア)さえ生み出し、キッチンにまつわる最高級の暮らし自体を表現しきっているのです。

日本のキッチンメーカーには決定的に欠けている部分で、コンシューマーに響く「雰囲気」。豊かな暮らしという空間は、空気と環境を考慮しなければ生み出せない。
ここに出展している海外メーカーは確実にそれを熟知していて、さすがは本場と言わざるを得ないでしょう。

我々視察団は、そこで何を感じ、どう学ぶのでしょうか。
今後の大きな課題となりました。

サローネ